東日本大震災では、低地の居住地が津波に襲われた。避難場所にも津波が来て、十分な高さに避難していることが命を守った。福島では、風向きが変わるたびに放射能の汚染区域が変化し、避難には正確な気象データを把握することが不可欠であることが明らかとなった。自然の中に暮らす我々が、安全・安心を得るには、科学的なデータに基づくまちづくりが欠かせない。東日本大震災の教訓から安全・安心のまちづくりを改めて考えてみたい。
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