基調講演
法政大学
デザイン工学部 建築学科 教授
川久保 俊 氏
持続可能な開発目標(SDGs)の達成期限である 2030 年まで 10 年を切り、時代は SDGs を認知するフェーズから達成に向けて実践するフェーズへ移行している。SDGs を実践するカギは think globally, act locally という標語が示すように、地球規模課題を意識に入れつつ、ローカルレベルの(足元の)課題解決から取り組むことである。このローカル SDGs の推進に地理情報システムが大きな役割を果たす。GIS により国内外の SDGs 達成に向けたローカルアクションを可視化し、成功事例を共有することが求められている。