■広域的なGISの共同利用と北九州市の戦略
北九州市は、周辺の4市町と2013年から「北九州市クラウド」を利用したGISの共同構築共同利用を開始した。これは、GIS構築というハード面だけでなく、GISの運用を参画自治体でフォローし合う「地域GIO」や住民と連携した街づくりを行うための「GIS活用塾」の実施などソフト面も考慮した新たな取り組みに挑戦するものである。
■広域的GISの共同構築共同利用における直方市の役割について
直方市は、サイトライセンスを導入し3年が経過した。4年目となる2013年は、北九州地区電子自治体推進協議会:KRIPPに参加し、GISの共同構築共同利用を開始する。これまでに蓄積されたデータ、経験、技術を活かし、住民公開型GISの運用や、地域GIO設置による広域的支援など、新たな取り組みに挑戦する。
前提知識:()